「青春って何?」悩める時代は青くて苦い。
実は、青春というテーマで記事を書いていますが、もともともう1つ書いていました。
ちょっとお蔵入りにしてしまったのですが、ツイキャスで放送したところ好評だったので載せておきます。
青春って何?
青春。青い春。
若い時代。人生の春にたとえられる時期。希望をもち、理想にあこがれ、異性を求めはじめる時期。
異性を求め始めたのはいつですか?
希望を持って理想に憧れたのはいつですか?
異性を本気で求め始めた時期は、私はハッキリと覚えています。あれは、中学3年ですね。ハッキリと明確に覚えています。初恋は恐らく幼稚園とか小学生の頃なんでしょうけれども。
私は中学3年の時に、高校進学にあたり「絶対高校で彼氏を作ってやる」という意気込みで入学する決意をしてました。具体的な彼氏像も友人達のサイン帳とかに記載しました。
強く願っていたので、自分が公然猥褻カットしてバミューダパンツ穿いて入学後の遠足行きましたけどね。勝負スタイルです。私のたまごの中の欲望が目覚めた時ですね。おかげで遠足直後に彼氏が出来ました。
クリちゃんって彼氏なんですけどね。今思えば、その呼び名の方が公然猥褻な気がするとかしないとか。ちなみにクリちゃんはカジヒデキに全然似てませんけどね。めちゃくちゃイケメンでした。
学生時代って異性にランキング付けますよね。付き合える付き合えないとか別として。そのイケメンランキング楓番付においてランキング第2位でしたからね。クリちゃん。そんな理想や希望を描きながら恋をしていた16才の少女楓。
今思えば、その頃が青春だったのかな?って思います。バイトして恋をしてイケメンの彼氏はいるし、勉強はそこそこでも生きてける環境で。友達と笑ってはしゃいでオシャレをしてキラキラと夢もあったし。
完全にリア充でしたね。
でも、当時の青春時代真っ只中って気づかないんですよね。その充実感に。
青春時代に恋をしなければいけないのか?
もしかしたら、青春時代は「中学だ」なんて人もいるかもしれませんよね。そして、「青春時代って恋をしなきゃやってこねえのかよ!」て怒り出す人もいるかもしれませんね。
残念ながら、私はイケてるか?イケてないか?で言うならば、完全に「イケてない中学生」だったと思います。ザックリとハッキリと言ってしまうと・・・ちょっとイメージが悪くなってしまうんですけど・・・。
ブスでした。
ブスだったもので全然モテなかったんですよね。部活全員加入制の学校にも関わらず、私だけ部活に入っていないというトリッキーな生活を送っていました。厳密には、私のために「幻のボランティア部」が先生のはからいで作ってもらったんですが、部員1名私。活動期間ゼロ日。担当顧問ヤンキーを取り締まる先生。(通称マサルちゃん)
ヤンキーですら野球部に入っていたので、もしかしたら先生達の間では厄介な生徒だったかもしれないですね。部活を1人だけやっていなかったので、だいたいイヤホンして音楽聴きながら田んぼ道帰って、夕方は渋谷系裏リンゴ見て、夜はラジオ聴いてゲラゲラしてハガキ投稿したりする生活でした。休日も部活とかないので、原宿のホコ天に行ってライブ見たりして、キャッキャしてて今思えば幸せな日々でした。
音楽に夢中になり始めた頃なので、アーティストの影響を受けすぎて、髪の毛を染めたりオシャレに目覚めて、ちょっと金髪になってしまったりもしました。
夏の日に田舎で金髪になる=ヤンキーだった時代。
黒染めしても落ちちゃって金髪に直ぐ戻っちゃったりしてね。そしたらもう本物のヤンキーが私を指さして「アイツはいいのかよ?!」なんて騒ぐんですよね。職員室に用事があった金髪の私は、職員室でマサルちゃんに指導中の金髪のヤンキーと遭遇するわけです。
おいヤンキーよ。余計な事言ってんじゃねえぞ!マサルちゃんキレたらガチで強いし怖いから、コッチに白羽の矢を立てるんじゃねえよ!今まで先生に何も言われなかったのにぃいいい!って心の中でヤンキーを睨んだんです。心の中でですよ。あくまで。
あーもう絶対マサルちゃんにキレられるわー。それでもボランティア部か~!とか言われちゃうよ。どうすんだよ。クッソって思ったその時。マサルちゃんは私をチラリと見て、ヤンキーに向かって言ったのです。
「あの子はいいんだ・・・」
おい。意味深すぎるだろ。マサル。私を叱れ。
ヤンキー「納得いかねえよ!怒」
その通りだよね。ヤンキーよ。初めて肩を持つよ。ポンッと心の中で肩を抱いたね。
OMOIDE IN MY HEAD
先生達にある意味ヤンキーよりも取扱い注意報が出いていた私ですが、ある日ラジオ投稿が採用され浮かれて学校に行くと、なぜか先生達が「楓やったな!」と採用された事を知っているのです。
当時、ラジオ投稿で採用される際は、本名を呼ばれたいという欲望を抱いていた私は、本名でラジオ投稿をしていました。
すると、採用された日に限って先生達は会合を開き、帰りの車の中で私が採用されていたラジオがまんまと流れていたのです。とんだ天国から地獄です。恥ずかしすぎる仕打ちです。
こうして楓の中学時代は終わった。数々の伝説と思い出を残して。
OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~
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