栃木県「馬頭温泉」の旅に行ってきました。
栃木県の馬頭温泉に行ってきました。
私は春になると頻繁に栃木県に出没します。
益子~那珂川辺りが物凄く好きなのです。
去年、馬頭に訪れた際には、温泉フグを食べて蕎麦打ち体験をしました。
今回は「ろくろ」に挑戦しました。
初めてのろくろ体験
ずっとやりたかったろくろ体験をしてきました。
こう見えて美術クラスを先行していた学生時代。陶芸は手びねりで経験がありました。しかしながら、ろくろは経験がありませんでした。
学校にろくろがあり、ろくろに乘って遠心力で飛ばされた経験はあるのですが、ろくろで陶芸をするという正しい使い方をした事がありませんでした。
益子の長谷川陶苑さんでろくろ体験させてもらいました。
毎年、私は益子や笠間焼の陶器市巡りをしているくらい陶芸好きです。そのため、自分で1度ろくろで作家さんの気持ちを味わいたかったので夢が叶いました。
素敵なストーブ。味わい深い陶芸ルーム。
手取足取り初心者にも優しく指導してくれるので安心して体験できます。
御覧ください。この手前の器たち。私の作品。
湯呑、お猪口、皿、皿、皿、皿。
まったく冒険していない感満載。
1度の体験でこんなに作らせてもらえます。
ご購入はお猪口とケーキ皿にしました。
焼きあがったものは後日配送してくれます。届くのが楽しみです。
陶芸ルームの隣は陶器作品販売しています。
きゅうりの豆皿買いました。きゅうり専用豆皿にしようと思います。
さて、そんな販売所ではお茶を頂けます。
自家製赤シソジュース100円。
安い。うますぎて写真撮る前に飲み干しました。それくら美味しかったのです。
ご自由にどうぞとお茶と梅干がおいてあったのですが、この自家製梅干しが凄く美味しくてですね。今は亡き祖母が漬けた梅干しの味に似てまして懐かしい味でして。ついつい騒いでしまったんです。
「おばぁちゃんの味がする!うまい!やばい!うまい!ごはんくれ!おにぎりくれ!」
そんな風に騒いだおかげで、販売所のおばちゃんが凄い笑って梅干しを大量にくれました。騒いでみるものですね。また今年も漬けるから来てねって凄い親戚のおばちゃんみたいに優しかったです。豆皿350円とシソジュース100円買っただけで自家製梅干し市場相場3000円相当を頂きました。ありがとうございます。また行きますね。
道中のグルメ
この地域が好きな理由の1つ。ご飯が何食っても旨い。
馬頭は、その名の通り「馬肉」が名産なのですが、前回馬頭に来たときに馬肉が食べられる道の駅が・・・まさかの・・・前日に・・・。
全焼するという事件が発生。
という訳で黒焦げの道の駅には馬肉なんて売ってなくてですね。断念したのでリベンジしにやってきたんです。おかげさまで新国立競技場のデザイナーが全焼にも負けず、木材をふんだんに使った燃えやすそうなオシャレでカッコイイ新馬頭道の駅へと復活させまして、やっとこ食べることが出来ました。
馬肉の旨さも去ることながら、すべてのお食事は「小砂焼」の器なんです。
小砂焼は、八溝山中の小口川の谷間に開けた田園地帯馬頭町小砂町に伝えられている焼物である。 浜田庄司の益子焼に隠れて、あまり知られていないが、歴史は益子焼よりも古く、その伝統技法に黒釉に黄金色の結晶斑点、俗に言う「金結晶」がある
水戸黄門さまが愛用していた焼き物なんです。色が黄門様っぽいでしょ。
ちなみに、店内はルイスポールセンライトやハンスJウェグナーの北欧モダン時代のレプリカインテリアにより、非常に伝統が息づくような素敵空間になっております。
おしゃん空間の中で馬頭の名物ししまる君も食べました。
ししまる君は猪肉ですが馬頭では、ししまる君とポップなネーミングになっています。
ししまる君は柔らかくて体臭もなくて美味しいです。
それからかき揚げうどんを食べました。
馬頭やら益子は山菜が豊富なため、地物のおばちゃんが揚げる天ぷらが尋常じゃないくらい美味しいです。サクサクすぎてスナック菓子です。しかも、この彩キレイですね。菜の花も入って春らしいかき揚げ。
レストラン横にはジェラートも販売してます。
色々な味がある中で注文したのがヨモギ大納言。
なんだか不味そうでしょ。ヨモギ大納言て。ところが食べてビックリ激うま大納言。
よくよく周りを見渡したらヨモギ大納言を食べてる人達ばかりで人気商品だったようです。
馬頭温泉&学校宿泊
馬頭温泉は泉質が単純アルカリ泉なのですが、とても私好みの柔らかな温泉でして。あまりにも前回ほめ過ぎて各サイトでほめ過ぎまして。私の好きな宿がテレビ放送してしまって予約を取れませんでした。宿泊できませんでした。そこで、日帰り温泉に行きました。
アヒル隊長がお迎えしてくれる日帰り温泉施設。500円くらいで入浴できます。
そしてビックリ。なんだか素敵なお花が温泉に浮いてる~と思ったらアヒルが大量に浮いてました。完全にふざけてるだろここ。と思いましたけど嫌いじゃないです。いい大人がアヒルに囲まれながら温泉に浸かる事になりますが。
そして宿泊宿はコチラの廃校です。
廃校を再利用したカフェと宿と体験施設になってます。
以前、蕎麦打ち体験をした際に、素敵過ぎてどうしても泊まりたいと思いリベンジしました。
大自然とおしゃんと美味しいごはん。最高です。
ちゃんとした夕食を選ぶことも可能ですが、私はBBQプランにしたのでこんな感じで熱燗飲みながらBBQを大人スタイルで楽しめます。
ちなみに、この宿にある本や漫画が貸し出し自由なのですが、この本面白かったです。
ヤバイ島。
童心にかえりながら廃校の夜はふけました。
やっぱり栃木最高だなーって想いながら、また5月に来ることを誓いました。
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