メレンゲクボ君の初ツイキャスで志村に想いを馳せる
メレンゲのクボ君がクリスマスソングを制作するために、クラウドファンディングでパトロンを募集しました。
この話を初めて知った時にとてつもない衝撃を受けました。
私はフジファブリックの志村正彦の大ファンで、志村が亡くなった時はファンとして熱を上げてる真っ最中でした。当時の私は人生の壁にぶつかりまくりで、志村の曲に埋もれて何とか生きていました。志村しかいないくらいな気持ちで生きていたので、親族が死ぬ事よりも志村の死の方が辛かったです。ネットにあるクソみたいな噂はウソっぱちで、志村は死ぬ直前まで元気で「最近は風邪もひかない」ってノリノリだった訳で、志村の親友だったクボ君の悲しみは、少なからず私も似た気持ちを持っていたのでツイッターで見守り続けていたわけですが、クリスマスソングを作るという事は志村に捧げる歌と言いますか、それらを経たクリスマスの歌なので、私としては非常に興味深いのです。
正直なところ、そんなにメレンゲの曲にはハマらなかったので、数枚のアルバムを聴いただけで、あまりちゃんと聴いておりませんでした。そんな私がクボ君の初キャスを丁度良いタイミングで開始早々から視聴したわけですが、キーボディストの山本健太さんの家でオールフリーのビールを飲みながら、ダラダラと始まったキャス。
こんなダラダラした感じで志村はクボ君んちにいたんだろうなとか想像しつつ、面白おかしい話に耳を傾けながら、生ライブが始まったら一気に吸い込まれました。
・東京にいる理由
・物持ち
・絵本
・夢の続き
・ボタン
・火の鳥
これらの曲をやってくれました。(間違ってるかもしれないけど)
さらに、チョロッとだけですが、リスナーの希望で「スピッツの君が思い出になる前に」と「フジファブリックの若者のすべて」をやってくれたのです。
ぶっちゃけ、コメント欄にフジの文字を見た時はひやひやしました。
おっおい!そんなクボ君にデリケートな曲出すなよ!
って思ったけど、さらっとニヤッとやってくれたのが可愛くて、志村のモジモジニヤニヤ顔が浮かんできました。
そして、あれほど昔はハマらなかったはずのメレンゲの曲が凄く素晴らしくて。
感動してしまって気づけばパトロンになってました。
一番安い3,000円のパトロンですが私はクボケンジのパトロンです。
そんな楽しくて素敵な曲の中で、凄く胸に響いた曲がありました。
私はシンメトリーというアルバム辺りの曲しか知らなかったのですが、アポリアというアルバムに入っている火の鳥という曲が凄く素敵だなと思ったわけです。
またMVも素敵なんですけどね。
素敵すぎて火の鳥を調べたわけなんです。
するとアポリアのアルバムのゲストプレーヤー欄を見てビックリ。
ゲストプレイヤー : 山内総一郎(フジファブリック)、皆川真人、河野丈洋(GOING UNDER GROUND)、藤田顕(PLECTRUM)、横山裕章(L.E.D./曽我部恵一ランデヴーバンド)、おおはた雄一、片寄明人(GREAT 3)、
私の好きな人だらけでした。
そして、さらにビックリ。火の鳥の歌詞を見てアレ?と思ったのですが、どうやらどうやら恐らく志村の事を歌っているとかどうとかそうなの?という情報が出てきまして。
シンパシー感じちゃったよね。
ちなみにクボ君は我らがガッキーこと、新垣結衣さまにも楽曲提供しております。
(だから何だ)
とにもかくにもそう。
クボ君のパトロンになった私は、12月にクボ君からのメッセージが届くらしいので楽しみです。志村のせいでクリスマスイブに墓参りしていた私もクリスマスが楽しみになるという気持ちの芽生えが、そこそこに長い年月が経過したんだなと感じる所為でもあり。その月日の流れで、メレンゲの曲が自分に合うようになったんだなぁとしみじみしたわけです。