スピッツ醒めないツアーに行ってきた話
スピッツの醒めないツアーNHKホール2日目にライブへ行ってきました。
スピッツの単独ツアーに参加するのが非常に久しぶりでして、かなり鼻息を荒くしながら参戦しました。
こちらのアルバムが発売されてから、スピッツ愛を取り戻すかのように聴きまくっておりました。今回のスピッツの醒めないアルバムは、とても聴きごたえがある内容だと思います。私はスピッツファンになってから洋楽など、色々な音楽を聴くようになったんですが、その色々なロック人生がスピッツの音楽と共に蘇り、まるで走馬灯のように、いやパラレルワールドに引きずりこまれるかのように頭の中を巡り、こう思ったんです。
あぁ私はロックが好きだった。
そう私はロックが好きなんです。スピッツはロックです。そして、私は音楽が好きである事の目覚めです。ここ数年は、音楽から遠ざかり全く聴かない時期もありました。ライブやフェスに行く回数も随分と減りました。どちらかと言えば、スローな音楽を好むようになり、まったりとしっとりと。それもいいんですけどね。もちろん。
でも、スピッツを聴いていたらワクワクドキドキして、キラキラと目を輝かせて踊ってこぶしを挙げる。そんな音楽の聴き方をしたくなったのです。そして、ありがたい事にライブのチケットを譲って頂く事ができ、NHKホールへの参戦となった次第です。
醒めないツアーの感想ネタバレあり
スピッツ@NHKホール (東京都) (2016.09.02) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】
スピッツファンの方なら、今回のセットリストの素晴らしさに感動するのではないでしょうか?醒めないアルバムのツアーなので、醒めないアルバムを中心とした曲で構成されていると思って参加した私にとっては、もはや2曲目の恋する凡人で息が切れる程こぶしを突き上げていました。そして日曜日・・・。昔の曲のオンパレードです。
夢じゃないを聴けて、アカネを聴けて、バニーガール。もう昇天です。
あぁ私はスピッツ愛が醒めない。
強く心に思いましたね。スピッツは、私の音楽好き、いやアイデンティティー形成に深く関わっていると思うんです。(←ちょっと格好良くて使いたいやつ)
スピッツがいなければ今の私は存在しないし、音楽好きの皆さんとも出会っていないので、非常に尊い存在であります。
醒めないアルバムって何だか聴いた事あるような懐かしさを覚えるのですが、要所要所に散りばめられているんです。ロック大陸の物語が最初ガーンとなったあのメモリーに今も温められているんです私も。
でっでっでっ!!似てるよね。
こんな感じでスピッツ聴くと他のロック大陸の物語が別世界に飛ばせてくれるので、まるでパラレルワールドに連れてかれて、私はこぶしを突き上げているんです。目の前にはスピッツがいるけどJETもいるみたいな感覚。
だから私はスピッツの子グマ!子グマ!で振りかざすこぶしの先には、カサビアンが見えていた。気持ちはカサビアンだった。
Kasabian - Empire (Live at Glastonbury 2009)
このように見えていた。私はスピッツを見ている時このように見えていたのだ。
このスピッツが
私にはこう見えていたのだ。
このスピッツが
こうだ!!
というわけで、久しぶりのスピッツツアーに参加して、とっても楽しかったです。
そして、醒めないツアーで覚醒してしまった私。
まだまだ育てるつもりです。さらに育てるつもりです。