kaedesunのブログ

音楽とかオシャレとか食べ物とかくだらない事が無駄に好きな管理人の日常とか

ハイスタ16年ぶりゲリラ新譜販売でCD屋に走る大人たち

ハイスタが16年ぶりに新譜をゲリラ販売しました。

プロモーションなし。

www.huffingtonpost.jp

 

ゲリラは今回に限った事ではないのですが、16年ぶりとなる新譜販売に私もハイスタっ子として生きてた時代があるため、ついつい近所のCD屋に足を運びました。

 

正直なところ、近所のさびれたCD屋にはおいてないと思っていたのですが、4枚ほどあったので、ついつい気づけば購入していました。

 

購入前の私は「ハイスタかぁ。懐かしいな。ちょっと聴いてみたいな。」という落ち着いたテンションだったのですが、CDを購入した瞬間に胸がトキメキに包まれたのです。恐らく、店頭でCDを買うという行為が久々だったせいかもしれません。田舎のさびれた所に住む私にとって、タワレコHMVもない。欲しいCDが取扱いがない。そしてアマゾンならポチッとすれば、いつでも自宅に届くわけですから、通販で欲しいものを買うというスタイルが増えていました。だから、CDを手にした時、早く家に帰って聴きたいなってワクワク感に包まれたのです。

 

多分、電車に乗ってたら早く聴きたい気持ちが高ぶって、包装を破いて歌詞カードを舐めるように見るやつです。そんな気持ちが久々でした。

 

今回の発売方法について、横山健(G, Vo)は「これだけ便利になった世の中でどこまで面白みとして発揮できるのかなというのが狙い。僕たちの遊び心としか言えないですね」、難波章浩(Vo, B)は「音って物質として手に取ることはできないじゃないですか。特に今回の作品は手に取ってもらいたいという思いが強いから、こういうやり方になったのかな」とコメントしている。   

 

natalie.mu

 

CDショップにマメに足を運ぶコアな音楽ファンから気づいて、この便利な世の中によりツイッターで回覧板のように情報をゲットし、驚きと衝動性を得た中で走り出したら止まらない状態になってCDを手にしている。そんなトキメキとハイスタ好きだけが歓喜して、共有できている少し寂しい孤独感と嬉しさ。ハイスタを聴いていた若き日の自分と重なりながら、2016年再生した新曲。久々に聴いたハイスタ。

 

あぁぁハイスタだ。

 

もはや走馬灯のように、若き日の自分とこれまでの自分が頭の中をぐるぐると巡る。

 

拝啓、あの頃の私元気ですか?

色々辛い事あるけど、そこそこ私は元気でやってます。

その頃の彼氏や友達。

今はすっかり疎遠だけど、多分元気でやっています。

今は新しい彼氏や友達に囲まれて生きています。

 

拝啓、あの頃の友達や彼氏よ元気ですか?

ハイスタが出ましたね。多分聴いているでしょう。

あの頃、とっても楽しかったですね。

もしかしたら、二度と会わないかもしれないけど

出会えて良かったな。

 

みたいな気分になる。

 

そして、個人的な話だが、2012年のエアジャムに唯一知人で参加した懐かしすぎるやつが私のツイッターのTLに流れてきたのである。(フォローなんてしてないのに私のフォロワーと繋がっている世の中以外と狭いやつ)

 

あ。元気でやってたし。やっぱり聴いてるし。みんなその調子でいるだろうなって本当に思ったね。

 

ハイスタの新譜でこんなにも興奮して、感動できる自分がいる事に驚いたね。

驚いたけど、私の中に眠っている熱い気持ちがまだまだ醒めない嬉しさを体感しつつ、これからもロックを聴いていたいし聴いていきたいと思ったよ。

 

そして、ハイスタのCDを買いに走りまくってる大人たち。可愛くないですか?

みんな10代みたいにキラキラして。 

 

ハイスタ世代じゃなくても聴いて欲しい名盤

メイキング・ザ・ロード

メイキング・ザ・ロード

 

 

Love Is a Battlefield

Love Is a Battlefield

 

若い人達にも聴いて欲しいですね。