kaedesunのブログ

音楽とかオシャレとか食べ物とかくだらない事が無駄に好きな管理人の日常とか

転売とかペンライトより音楽で勝負しろよ

自分のブログなので好き勝手な事を書いてみようと思います。

私は星野源のファンになってから長い人間です。

 

別に自慢でも何でもないんですが、そもそも星野源の長い事ファンしている人って一部の音楽ファンだったはずなんです。もしかしたら、舞台からって人もいると思うけど、大半の人はSAKEROCKからではないでしょうか?

 

SAKEROCKインストバンドだったので、フェスに行く事が好きなニッチな音楽ファンから支持されていたわけです。しかし、星野源のファン層というのは不思議なもので、現在は日本のポップアイコンになった事により、アイドル化しているので様々なファンがいます。ペンライト振り回したり、うちわを振る人もいる。個人的には会場が許可しているなら仕方がないと思っているので、目くじら立てる事でもないかなぁと。(うちわで見えないよ!というクレームなら目くじらである)

 

そんな中、なぜか新春ライブとして横浜で2daysのパシフィコライブがあったわけですが、そもそもこのライブが開催された意味が謎なんですよね。普通、ライブを開催するのってCD出したり、デビュー何周年を記念してとか目的があるじゃないですか。このクラスのアーティストになると。しかし、何の企画かわからない。新春というわりに正月からだいぶ空いてるし、星野源の誕生日にも微妙にズレている。

 

さらには、その前のライブがさいたまスーパーアリーナとかの規模なのに、キャパの狭いパシフィコになったという事は、最初から客を入れる気がない。あえてチケットの転売が開催される事を期待した実験的ライブに思えて仕方がない。ドラマの影響で人気が爆発し、この源さんのライブチケットには20万の高値が付いた。けれど、電子チケットや身分証明の確認が徹底された事で、転売チケットでの入場は困難になった。今回の件で、かなりの転売防止抑になったのではないかと予想。

 

そして、星野源マガジンが4,000円で販売された。ラジオ番組で開催されたフェス風の音源CDと写真やインタビューが付いた本である。そして、同時にネットファンクラブのような特典がある。最速先行チケットの抽選に参加ができる。ここが一番の問題で、これを買わなければチケット入手が困難になるわけで、私のようなファンは恐らくもうチケットが手に入る事はないのではないか?と考える。これは世知辛い話である。

 

正規で購入したチケットだが、兄のPCから申し込んでしまった妹が入場できなかったというツイートが回ってきた。確かにアカウント&チケット名を確認しなかった落ち度はあるが、ライブに慣れていない人、中学生くらいの幼い人は、うっかり陥るミスな気がする。この子に関しては7,000円のチケット代と交通費が水の泡になっているわけです。

 

4,000円の本を購入したところで抽選が当たるという保証はありません。私の経験上ネットファンクラブに入っても取れないものは取れません。するとお金がある大人が、この本を沢山買うという金を出した人だけが、ライブを楽しめるという事になるわけですよね。

 

星野源のライブの魅力は、バックバンドが非常に豪華であること。若いうちにこういう音に触れる事が出来ると、凄くクリエイティブな刺激を受けて次世代に繋がっていくと思うんですが。ポップアイコンになりすぎて、その流れを摘んでしまったなと率直に感じました。時代に流され、何も生み出さない。

 

星野源の本の特典を楽しめる有効期限は約1年。つまり、これから本格的なツアーが開催され、年内にチケットが販売される事を意味してますよね。転売ヤ―め!と奮起しているけれど、結局この本を買わなければいけないという負担を背負わされてしまった。チケットが取れる保証もないのに。つまり、私のように購入したくない人間は、ライブに行く事を半ばあきらめなければいけない。

 

例えば、私は「恋」を購入していません。個人的に恋の楽曲が、購買意欲をそそるほどではなかったという単純な話ですが、恋を購入した人はパシフィコライブ抽選のシリアルナンバーが同封されていました。これは恋を購入しなければ、ライブに行く権利を与えられないに等しいわけです。結果、私はチケット手に入らずでした。

 

源さんはよく初回限定DVD特典を付けています。この特典でセールスを伸ばしている節があります。おかげで昔販売された初回限定盤は高値が付いてます。バイヤー云々言うやつが、結局バイヤーからCD買っているわけです。こー言う時は。そして、バイヤーともより、そもそも初回限定販売しなければこんな高額転売なんて起きないんです。

 

つまり、高額転売起きるべくして起こしているライブを開催している主催に問題があるんですよ。

 

いつだって負担が大きくなるのは、こちら。

そんなライブをしているのなら、あぁもっと有意義なライブを見に行こう。

そう思いました。その本の4,000円で素敵な音楽を聴けるライブがある。

 

星野源が好きなブルーノマーズの話をしよう。

ブルーノマーズの輸入盤を購入した。

音楽だけが入った非常にシンプルなアルバムだ。

1,600~1,900円で購入できる。10曲も入っている。

 

日本は握手券、DVD、シリアル、アートブック。無駄なものばかり付けてアルバム1枚が3,000~5,000円する。だから音楽離れが加速するんだよ。

 

本当に良い音楽を作れば音楽だけが入ったCDを買うし。

その分、値段を落とせば、より買うよ。

 

雑誌もそうだ。雑誌じゃなくおまけがメインになってるファッション誌。

あんなもん誰が読む?正規でブランド買えない貧乏人だけじゃないか。

私は雑誌として、情報誌を求めているんだよ。いらないよあんなもん。

 

潔い販売をしてくれ。

 

星野源ならできると思っているから私は怒っている。

音楽1本で勝負して欲しいのだ。

あと、ラジオちゃんとやれよ。