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CDJ16/17の29日30日の感想を今更レビュー

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2017年が明けて半月が経とうとしていますが、2016年の話をしたいと思います。

 

2016-17カウントダウンジャパン略してCDJに行ってきました。今回は、非常に私好みのメンバーがラインナップされていた為、29日・30日の2daysで参戦しました。恐ろしく体力がない私は、フェス参戦は通常1dayのみなので、2daysは初という事で不安でした。しかも、初めてのぼっち参戦です。

 

でも、これだけは言いたい。ぼっちって寂しいかもしれないけど、寂しいのは会場に行く時だけだから、見たいアーティストがいるなら絶対に1人でも行くべき。フェスで騒ぎたいだけなら仲間がいなきゃ意味ないけど、純粋に音楽を楽しむなら友達なんかいらないです。本当は見たいアーティストがいるのに、友達に付き添ってよくわからんバンドをボーっと見る。ここで新たに素敵なバンドを発見できるなら問題ないけど、全く好みじゃないバンドをボーっと見るくらいなら、自分の意志で自分の好きなバンドやアーティストを見てほしいなと思うのです。

 

ぼっち参戦の身軽足軽な楓さんは、このフェスが今まで参戦してきたフェス史上最高となるくらいの感動劇となったのであります。レポを書くのは苦手なので、レポを読みたい方は公式サイトを読んでください。ざっくりとした感想とかオススメとか私の個人的な想ひ出をしたためていきます。

 

29日のCDJ参戦感想

①レキシ

トップバッターはレキシです。池ちゃんとの楽しい時間は、何度か過ごしていますが、年を重ねるごとに新しいファン層を掴まえている事に驚きます。アースステージの超絶デカいステージでしたが満員御礼。前日、音楽ガハハのラジオで、池ちゃんが森山直太朗にレキシネームを付けるという放送があったので、より一層この日は楽しめました。レキシを好きな方は、是非スーパーバタードッグと100Sも聴いてみてください。

 

②DAOKO

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レキシの後、すぐさま向かったのはムーンステージのダヲコちゃん。ダヲコちゃんのプロデュ―サーである片寄アキトさんが好きなもので、ちょっと拝見したくて足早に除きました。生ダヲコちゃんはめちゃくちゃ可愛くて、世界観に一気に引き込まれました。星野源さんもラジオで紹介していたBANG!が聴けたんですけど、死ぬほど楽しかったし可愛かった。が、次のお目当ての時間が迫っていたので、オスメス心中~♪と歌い踊りながらトイレに行きました。次回はちゃんと聴きたいです。

 

ASPARAGUS

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フェスで何度か見ようとした事はあったのですが、タイミングが合わず、今回初めてアスパラガスを拝見しました。音楽自体は好きだったので、今回は見れる余裕があり非常に楽しみにしてました。スタート早々にパラグラフが流れてテンションマックスに上がりました。アスパラガスはファンの高齢化により、ライブがややまったり気味だった事に一抹の寂しさを感じました。是非、若者にはハイスタだけじゃなく、アスパラガスも聴いて欲しいです。

 

ZAZENBOYS

せっかくなんでザゼンも覗きました。相変わらずの向井さん節です。いい意味で気持ち悪かったです。が、実はそんなにザゼンは好きではないので、すぐさま移動

 

BACK DROP BOMB

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ハイスタのアルバム発売によって、私の中のコアが目覚めてしまい懐かしさから拝見する事にしたのですが、思いのほかというか想像以上にかっこよくて。生でライブを見たのは初めてで久しぶりのミクスチャー音楽との触れ合い。タカさんが超絶オシャレ。90年代のファッションや音楽を根こそぎ集めたかのようなBDBのステージは圧巻でした。クソカッコイイBDBに胸を高鳴らせた私は、現在90年代ファッションです。裏原です。キャプかぶってます。フェスの後は、この動画を100回くらい見た気がします。もう1度ライブ見なきゃ死ねないと思いました。

 

The Birthday

少し覗いただけですが、こういうロックなバンドって今あまりいなくって、凄くかっこよかったです。これぞロックって感じでした。

 

ユニコーン

この日のお客さんは年齢層が若かったせいか、比較的客入りに余裕があったので、ユニコーンを前の方で見る事ができました。結構久しぶりに見たのですが、ちょっとゆるい世界が心地いい。wao!とか大迷惑の後に雪が降る町で、ホッコリとした年末となりました。

 

くるり

やはり若者層が多く、対くるりのファン層がファミリー化しているせいか、くるりも比較的前の方で拝めちゃいまして、久々の音楽オーガニズムを感じました。すんげー気持ちよかったです。改めて聴く生リバティは、1曲と思えないメロディが詰まってますよね。5曲くらい入っている感じ。信じられない転調。音楽の事まったくわかんないけど、このメロディーやフレーズを1曲まとめるって、はちゃめちゃですよね。はちゃめなのにまとまってるしストーリーがあって・・・。上海蟹なんて音楽のトレンドを捉えながらのくるりらしさを残しつつ・・・。あぁぁあああ好き。昇天したので、この日は予定を変更して気持ち良いまま帰りました。

 

30日のCDJ参戦感想

29日の疲労を引きずり遅刻をする。遅刻をするがぼっち参戦では怒られる事もないのさ。

 

MONGOL800

遅刻しながらも途中から見れたモンパチ。個人的に驚いたのは、モンパチの人気の高さ。単純に凄いなと思った。ずっと若者のハートを変わらずにガッチリ掴んでるのって凄いですよね。アースステージのバカでかいフロアには、LOVE&PEACEな世界が広がってました。

 

クリープハイプ

実は、楓さんクリープハイプの熱烈ファンだった時代がありまして。インディーズの頃にライブハウスに通ったりしていたのです。茨城の小さいフェスにも来たりしていたので、サインもらったり一緒に写真撮ったり、キャッキャしていた頃があるんです。そんなクリープハイプさんはウナギ昇りで売れに売れまくり、アースステージ。もはや親の気持ちマサルの気持ちで見ました。久しぶりに聴いたクリープさん凄く良かったです。カオナシ君のベースがカッコイイですよね。やっぱり。マサルの紹介があったようですが、私には今回最大の楽しみにしていたステージへ移動したのでありました。

 

サニーデイサービス

高校時代にサニーデイサービスの存在を知り、世の中にはこんな素晴らしい音楽があるのかと感動しながらも、活動してなかったりチケット取れなかったり取りに行くの忘れたり・・・ずっと見たいと思いながらも1度も生で見る事ができなかったサニーデイ。曽我部さんは何度もライブで拝見しているのですが、3人揃ってのサニーデイとして見るのは初めてなので、めちゃくちゃ楽しみでした。そして、アルバムDANCE TO YOUも素晴らしくて本当に楽しみでした。(何回言うの)楽しみ過ぎて早く着きすぎて、ややサイドの最前列にいました。

 

ここだけ長く書かせてもらいます。

いきなり始まったのは「baby blue」。高校時代からずっと聴いてきた音楽なので、フラッシュバックしてくる自分の青春時代。からの「I’m a boy」で蘇る淡く儚いあの頃の恋。そして、胸が焦がされるかのような「セツナ」のリズムとメロディーに、私の刹那の記憶が・・・始めから汚れちまってる眠る事のない魂という、迸る熱い気持ちをさらに熱くするギタープレイが炸裂。

 

初めてサニーデイのライブを見た私は、ナニコレ?!サニーデイってこんななの?!状態だったが、CDJクイックレポートのライター兵庫さんによれば、何度も見ている人にとってもやはりこんなに初めて状態だった模様。「鬼気迫る」という表現をされているけど、まさに。サニーデイ渋谷系というくくりにされているけど、個人的には渋谷系というくくりで聴いた事はなく。そういうジャンルに留まるものでもない人達であるを目の当たりにした感じだった。

 

圧巻のプレイの後で高揚した気持ちから大きく振り落とす「白い恋人」。崩れ落ちていくのは私だった。気づいたら号泣していた。涙がポロリどころではないのだ。涙が浮かんでホロリどころではないのだ。号泣だったのだ。

 

そしてラストの「青春狂走曲」で、誰に向けてるかはわからないけど、そっちはどうだい?今んとこはまぁそんな感じなんだ・・・って、もしも会えたら?!そんな言葉を使うであろうやり取りを仮想現実で行っているみたいな気持ちで、ライブはあっという間に終わってしまった。「え?!もう終わり?!」と号泣しながら私は口ずさんでいた。が、それで良かったのかもしれない。短時間に凝縮された世界は、私とサニーデイの思春期から今までの全てが詰まっていたから。ただ、尋常ではないくらい泣いてしまって、このまま帰ろうと思うほどであった。

 

東京スカパラダイスオーケストラfeat.ken yokoyama

人ってライブであんなに泣くかね?!人が1人死んだくらい泣いた私は、ボロボロになりながらスカパラへ。とにかく私の迸る気持ちは耐える事なく、2016年に熱い気持ちを取り戻させた立役者と言っても過言ではない横山健。ハイスタアルバムゲリラ発売に買いに走るとか、そういう楽しさを体感させてくれた健さん。マギーとイチャコラしてるとかどーでもいいくらいかっこよかったぜ。

 

フジファブリック

志村がいなくなってから、ほとんど聴かなくなってしまったフジ。でも、2016年は片寄さん、ショコラ、メレンゲのクボくん、アートスクールのリッキー。志村の愉快な仲間たちと触れ合う機会が物凄く沢山あって。特にクボくんの存在が大きくて、ライブに足を運ぶほどに、自然と今のフジファブリックを素直に聴きたいと思うようになったのです。志村のいたフジではなく、今のフジを見たいと思ったんですよ。

 

そんな気持ちに反していきなり、志村が作った曲「銀河」で始まったのには意表を衝かれちゃったけど、ちゃんとフジで生で志村の歌で踊れたのは楽しかったな。で、凄い不思議なんですが総くんのMCが志村みたいだった。話し方がめちゃくちゃ似てて、志村も一緒に頑張ってんだなぁとか思ってしまった。つまり、いないけどいるんだなぁと。いるけどいない。今のフジファブリックは本当にカッコよくて、やっと7年越しに受け入れる事が出来ました。幸せな時間でした。

 

never young beach

とにかく疲労困憊が酷かったけど、ネバヤンをちょろっと見れました。本日、まさかの高橋一生の弟という衝撃事実を知りましたが、いい意味でオッサン臭いメロディが素敵でした!みんなコンドームかぶってて(ニット帽)素敵だったよ。

 

MONOEYES

サチモスと迷ったけど、今の気持ちは細美さんを見たい!だったので、モノアイズへ。細美さんを好きになれない時代の方が長かったんですけど、ちゃんとステージ見たら鷲掴みにされて帰ってきました。「友達から見たら好きになっちゃうよ」と言われ続け、意味がわかりました。すんげーかっこよかったわ。ピカチュウの話は他で散々してしまったので、気になる方は調べてください。ピカチュウの話が感動しました。

 

ちなみにモノアイズ終わってすぐ、サチモスのステージ行ったんですけど規制で入れずでした。やはり若者からの支持率が高い。サチモスの変わりにCoccoに切り替えるも間に合わず、無駄に報復する事になりました。

 

RIP SLYME

リップスライムが出る日は、エロイ格好をしたお姉さん(客)がいる。そんな私の中の定説を抱えながら、踊りくるった。歌なんてよくわかんなくてもノリノリになれるのがリップの良さです。

 

サカナクション

 もう踊れない。腰が折れる。と思ったけど、ステージ始まったら踊りまくってたよね。最高だね。△の意味わかんないファンのポーズは、一郎くん宗教家になれるよと思った。個人的に、ライブでマスゲームみたいに一緒の踊りしたり、合唱したりするのが大っ嫌いなので、そういうのめっちゃ嫌いです。そしてバカみたいに居ちゃついてるカップルも嫌いです。そして、ベビーカーで来る人も嫌いです。そんな幅広い人々の心を捉えるサカナクションは素晴らしかったです。

 

CDJのフード&ドリンク

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こちら茨城県常陸ネストビール。海外で大人気のフレーバークラフトビールです。

オシャレなバーでは800~1000円しましたが、なんと600円で飲めます。

 

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そして、こちらは茨城県名物「アンコウのドブ汁」です。料亭では5000円くらいしますが、フェスでは600円で頂けます。非常にリーズナブルな茨城県産のフード&ドリンクは、夏のロッキンまたは冬のCDJ湊屋にて購入できますので是非。

 

そんなわけで、2日間のCDJは特別な日となりました。特に2日目は感動しすぎて涙が枯れっぱなしでした。もう満足、もう大丈夫。そう思ってたけど、やっぱりまたフェスに行きたい。次は春フェスですかね。

 

DANCE TO YOU

DANCE TO YOU

 

 

 

A Mirage In The Sun

A Mirage In The Sun