山口県にGO【角島~萩】
角島
下関から角島は、本州最西端をひたすらドライブするので、なんだか楽しい気分になりました。途中で野生のシカが出てきたり、海女さんが海でウニ採ってたりしました。
そして到着したの角島大橋。観光ガイド通りの絶景が広がってました。この景色を見るために早起きしました。時間帯によって海の色が変わってしまうので午前中に行きました。
車のCMですよね。もはや。
うわーーーーーーーーー!!!
ってムダにはしゃぐ感じ。
この日のために用意した新しい水着。海水浴する気は満々。
この白い砂浜にコバルトブルーの海!コバルトブルーの海岸って名前が付いているけど、天邪鬼な私はその隣の海岸へ。更衣室もありましたが、生着替えでもOKな雰囲気。
シーズン中なので、チラホラ人がいますが関東の海に比べたらプライベートビーチ並み。
写真を撮れば1人しか映ってない感じになります。
めちゃくちゃ素敵な島で、海岸の近くに素敵な教会みたいなのがありまして、海で遊んでから教会らしきものに向かってみたんです。島の教会なんて素敵~♪なんつって。
着いたらトイレでビックリしました。
皆さん気を付けてください。教会みたいなやつトイレです。
画像探したらありました。
教会みたいに見えるやつトイレです。(大事なことなので3回言いました)
萩の城下町
海水浴もそこそこに萩へと向かいました。
でーん。城下町らしい上品さ。めちゃくちゃうまいでやんの。萩に入ると日本海の魚介になります。うまいでやんの。
高杉晋作の家。
楽しみにしていた長州藩たちの住処です。萩には、そのままで残っている場所が多くて非常に感動します。この日のために歴史をかなり勉強しました。
長州サイダーはミカンサイダーです。クソ暑いので染み入ります。
ここが凄かった!木戸孝允の家。
木戸くんは松下村塾でチロリと学んだ事がある明倫館卒の人らしいんですけど、その家柄の良さを感じるご自宅。だけど、その自宅の柱に「 死而後巳 (ししてのちやむ)」という落書きがされてて、”死んだら全てが終わる、生きてる今のうちに何かしろ”みたな意味らしいんです。松陰先生の影響ガンガンに受けてますよね。
つまり、お坊ちゃんだから不良になれないけど、ヤンキーに憧れて夜露死苦!って書いちゃうみたいなもんですよ。(私の見解ノークレーム)感動しましたね。
かなり偉人たちが近所で住んでることがわかる萩の街を練り歩くのは、武士の気分が味わえます。しかし、クソ暑いので休憩のため柚子ジュースを。萩は、みかん栽培が盛んなんで、あちらこちらに柑橘類の木があるんです。この後に行く旅館のバスの運転手さんに重大な事を教えてもらいました。
毛利藩の政治経済の中心地として栄えた萩でしたが、1863年風雲急変を告げる幕末の政治事情から藩主は萩から山口に移り、藩経済に依存していた萩は侍の流出により大打撃を受けました。
そして新政府樹立後の士族の給禄奉還が萩の経済的陥没に追い討ちをかけ、やがて明治9年の萩の乱が勃発することとなりました。
萩の乱は首謀者の前原一誠の逮捕で鎮圧されましたが、萩の政治的、経済的打撃と萩士族の失意ははかり知れないものがあったようです。
このようなとき、新政府の要職を歴任した小幡高政が母親の看病の為、小倉県令の職を辞し萩に帰り、廃屋同然となった広大な萩の土地に生気を取り戻すため、夏みかんを栽植しようと発想しました。
そして明治9年種子を蒔き、翌明治10年苗木10,000本を接木し、明治11年苗木を士族に頒布しました。
こんな歴史があったという事で、また感動しちゃったんですね。
それまで、「暑いからみかん育ちそうだしね~」なんて言ってた自分の恥ずかしさよ。
高杉さんたちと地区が変わりまして、割と庶民派スタイルの地区になります。
山縣有朋くんち。木戸くんち、高杉くんちと比べると凄く狭い土地です。
今でも住宅地で、隣のおじさんは孫と虫取りに出かけてるくらい平和な場所です。
成り上がり方ハンパねえっす。
山縣くんちから近いところには、桂太郎くんち。
宿泊した萩本陣さんからの景色が素晴らしく。
萩本陣さんではバスで展望足湯に行けるのですが、時間が遅かったので私たちしか客がいなくて、この運転手さんが色々と萩のこと教えてくれました。ちなみに奥の夜景の横並びの光は、イカ漁の船の光なんですって!。すこぶる浪漫。
ごはんは街に繰り出して。予定していたお店が予約のみで入れず、こちらの「八作」さんへ。
初めてのカウンター寿司。ネタがでかすぎ。
萩グラスで地酒の宝船。ふぐのお吸い物。幸せすぎる。日本酒最高。獺祭の国ですからね。宝船も最高でしたね。
ミカンの皮でほんのり酸味。めちゃくちゃ美味しくてビックリ。
年配のご夫婦が大将とおかみさんなんですけど、これまたいい人で。
大将はマツコ見て笑ってるし、おかみはアラアラ遠くからと気さくに話してくれていいお店でした。
翌日は、この旅をしめくくる「松下村塾」。吉田松陰先生のところへ。
生々しく残ってました。
でも、熱心な学びの空気が伝わってくる場所でした。
投獄されたところも行ったけど、写真を撮る空気ではなかったので割愛。
伊藤博文宅。
さすがに総理大臣後の家なので、富豪感満載の家でした。
最後は、見蘭牛食べたかったけど完売していたのでむつみ豚。
美味しかったので色々お土産買いまくり。
みんなイイ人ばかりで、また行きたい場所でした。山口県。
くっそ暑かったけど。
帰りに宇部空港近くのパン屋さんに寄ったら美味しすぎて、パン買ってから5分で戻り買い直ししました。そしたら、おまけしてくれたりして。
これは松陰先生の小銭入れ。かわいい。
以上。
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